Home鬼畜文書> 全オカルト妄想電波批判

鬼畜文書

全オカルト妄想電波批判

はじめに:「お前ら、いい加減にしろよ!」
最初に断わっておくが、生まれつき自分の意志とは無関係に常時幻聴&幻視体験をしている電波系体質の俺は、一般に幽霊と呼ばれる奴を見たり、神や仏や悪魔や天使を名乗る連中の声を直接アタマの中で受け取ったことは無数にあるが、これまで霊だの霊界だの前世だのを信じたことは一度もねえんだよ馬鹿野郎! 他人に見えない幻が見えたり聞こえたりする程度のことが一体ナンボのモンだってんだ! そんなもんは所詮自ら作り上げた妄想で しかねえんだっつーの! そんなコト他人に言われなくても分かってンだよ馬鹿野郎! コレ読んでる読者の中にも俺と同様の体質の奴がいるだろうが、間違っ ても「自分は選ばれた特別な人間だ」とか「周りの奴らよりもレベルが高い」とか勝手に思い上がってイバるんじゃねーぞ、俺ら電波系は人よりも秀れているん じゃなくて、少々感覚器がイカれてるだけの欠陥持ちでしかねえんだからな。そもそも人間の感覚器なんか不確実でアヤフヤなんだから、ないものが見えたり聞 こえたりするぐらい不思議でも何でもねえんだよ。それを逆手に取ってつまんねえエリート意識持つ馬鹿の精神構造ってどんなものか分かるかよ? オカルト現象や神秘思想にハマる奴のパターンなんか昔からミエミエだぜ。社会性や協調性に乏しく、現実世界と折り合いをつけるのが困難で、内向的で書物の世界に閉じこもりがちで、友達も少ないくせに自己顕示欲だけは人一倍あり、やたらと「自分は特別な存在」と思いたがって、でっちあげの即席オカルト理論武装で「全て目に入るものは高次元からのメッセージ」と思い込み、何でも自分の都合の良いように解釈して、誰からも傷つけられないように幾重にも重ねた複雑な妄想で自己をていねいに包んで守り続け、ひたすら高次元からの救いの手を待ち望む……コイてんじゃねえよ馬鹿野郎! おめー一体何様だァ? 特権意識(妄想)を持ったなけりゃ満足に生きられないなんてホントに情けない野郎だな。普通の人間として普通に生きる「勇気」も無い奴らが「狂ったオカルト妄想」と対等に渡り合えるワケがねえだろ!  そんな奴らはせいぜい妄想に取り込まれて狂気に陥るのが目に見えてるんだから、それでもオカルトに興味があるという奴は、最低限、「これは自ら作った妄想 なんだ」と分ったうえで夢を見る冷静な態度を忘れるなよ。「現実逃避のためのオカルト好き」なんて、あまりにも情けなさすぎるからよォ!

★超古代文明
解説:太古の昔、現代の我々よりもはるかに進んだ文明がこの地球上にあったのではないかというロマンあふれる壮大な妄想。代表的なのは今から一万二千年前 に大西洋に沈んだといわているアトランティス大陸で栄えていたアトランティス文明や、太平洋上にあったといわれるムー大陸、インド洋上に沈んだといわれる レムリア大陸などだが、他にも世界各地の遺跡で発見されるオーパーツ(その時代のもとのは決して思えない高い技術を持った出土品:ピリ・レイスの古地図や 水晶のドクロや古代の乾電池など)の存在に「エジブトやメソポタミアやマヤやアステカなどの古代文明は、実は我々の想像以上の叡知と技術を持っており、そ れは地球外からやってきた異星人からもたらされたものだった」というUFO信奉者が好きそうな妄想が複雑にからみ合い、この分野はオカルト業界ではいつも 安定した一番人気を保っている(映画『レイダース』シリーズの大ヒットや、グラハム・ハンコックの『神々の指紋』がベストセラーになったことは記憶に新し い)。ちなみに日本にも「超古代文明が栄えていた太古の昔、日本は世界の中心で、人々は天かける船で世界を行き来していた」という竹内文書をはじめとし て、秀真伝、宮下文書、上記など、記述されていることが本当なら正史をゆるがしかねない異端文書が数多く存在していてマニアの心をくすぐり続けている。中 でも極めつけは「生体内原子転換」の記述まであると言われる「カタカムナノウタヒ」という文書だが、書かれている字(記号)を見る限り、元が“電波”であ ることは間違いない。遺跡関係では「大和三山は人工の山」だとか「実は黒又山はピラミッドだった」とか「沖縄近海にムー大陸の遺跡がある」などの話題が部 分的に盛り上がっているが、大ブレイクとまでは至っていない。

☆村崎のコメント
これは一番ポピュラーなオカルトだ。この程度のオカルトなら「ロマンあっていいんじゃねえか」って言う奴も多いだろう。実際、昔のコトをあれこれ妄想するのは楽しいだろうし、確かめようがないからいくらでも好きに妄想できるんだよな。俺も若い頃は電波で一万二千三百年前の春分の日にアトランティス大陸の某所で行われた「参加者十万人のアナルセックス祭典」をノゾいては興奮してアナルオナニーに 耽ったもんだぜ。こういう幻想はいつもふいにやってくるんだが、世の中には俺みたいに「古代人のアナルセックスが気になって夜も眠れない。フィニッシュの 体位は!持続時間は!相手のまんこはちゃんと臭かったのかァ?」ってデバガメ根性まる出しで超古代文明に興味がある人畜無害なスケベ野郎ばかりではないよ うだが、こうした超古代文明妄想を逆手に取って「自分はアトランティス文明人の生まれ変わりで超特別な人間なんだ」という妄想に易々と取り憑かれて本気で 威張る馬鹿もいるから気をつけろよ。80年代に流行した「戦士妄想(主にオカルト雑誌の文通欄で流行した妄想。キーワードをいくつか上げて“ムー大陸で私 と一緒に闘った記憶のある人連絡下さい”というタイプのものが多かった。俺も“レムリア大陸でボクとアナルセックスをした記憶のある女性の方、今世でも楽 しみませんか”という手紙を文通欄に出して没をくらったことがある。実に残念だ)」ってのも同様だぞ。アレは確か『僕のきん玉を守って』だか『僕のフグリを強く吸って』だか『僕のアナルに舌を深々とさし込んで宿便を吸い出して』とかいう少女漫画が元に なってンだよな(『僕の地球を守って』でしょ:編集部注)。こういう前世妄想については「心霊」の項目で批判するとして、ここでは超古代商法批判でもして おこう。信じる馬鹿もいないと思うが、ある日読者諸君の玄関先に物売りがやってきて「これはアトランティス文明の叡知が込められた特別な水晶です。今なら たったの4百万円でいいです、とってもお買い得ですよォ~」と言ったら迷わず全力でブン殴って塩まいとけよ。教祖系の馬鹿も同じだぞ。本ぐらいならともか く、超古代で霊感商法なんかとんでもねえぜ。「はるか昔に今より進んだ超文明があったが何かの理由で滅びてしまった」という妄想史観は、これを警鐘として 受け止め「科学や技術がいくら進歩しようとも使い方を誤れば人類は滅びの道を進む。だから我々は進歩しても謙虚な姿勢で世界平和や環境問題を真剣に考えよ う」という方向に思考を持っていくならそれなりに有意義なものとなるだろう(俺はどーでもいいけどな)。
俺にしてみれば「超古代文明妄想」は昔から電波で良く見るので珍しくも何ともないし、この種の妄想の根底にあるのは「昔は良かった」的な根拠のない羨望である。村上春樹の小説ではないが、人は過去を美しい思い出にしようとするものだ。しかし、そんな偽の思い出に浸ってばかりいてはこの世の下品化は進まない。過去の世界の連中が耐えがたいほど醜悪だったという妄想があってもいいではないか。そこで鬼畜な俺としては今後「太 古の昔、大西洋上に、現代をはるかにしのぐ恥知らずで破廉恥な超古代鬼畜文明があり、人々は他人の尻穴に平気で手をつっ込み、わしづかみにした糞をその場 でむさぼり喰うようなスカトロな連中だった。これに怒った神は彼らを滅ぼした。実はソドムとゴモラはアトランティス大陸とムー大陸だったのだ!」という超下らない妄想を捏造して流通させて人類史に糞を被せようと思うので皆もよろしく頼む。
そして、日本の超古代文明についてだが、皇室関係の陵墓については宮内庁が絶対に発掘許可を出さないので謎につつまれたままになって、そのことがオカル ト主義者たちの妄想に拍車をかけている。調査もできず結論が出ないので、いくらでも珍説&奇説を発表できる妄想天国状態というわけだ。また、「偽書」とよ ばれる各異端文書は、現在のサイコさんが書く電波文書に等しく、できそこないのSF小説のようなものが多いのだが、ここからも学ぶことは多少ある。それは「現在残されている歴史(書)はその当時の支配者に都合の良いものでしかない。支配者に都合の悪い歴史は正史には書き留められずに抹消されただろう」という考え方である。我々はここから単純に底なしの陰謀論にハマるのではなく、「自分が受けとる情報については常に批判的精神を持って向かうこと。何もかも簡単には信じない」という懐疑的な姿勢を忘れてはならない。
ついでに書いておくと、俺は趣味で俺の子孫に向けて「歴史を信じるな、真実はこうだった」と徹底的にデタラメで超下品な日本の歴史を書いている。何百年 か後の超古代文明マニアが「村崎文書」として珍重することを夢見てだ。そういう訳で、俺のようにフザケた奴や意味不明のサイコな奴は昔も大勢いただろうか ら、いま残っている遺跡や古文書や遺物をみんな真面目に受け取るのはどーかと思うぜ。ピラミッドだって王の墓などではなく、古代エジプト人の壮大で巨大な冗談だった可能性もあるんだからな。


★超能力
解説:漫画でもおなじみのテレパシーや予知や透視やテレポーテーションや念写などの一般の人間が持っていない特殊な能力のこと。日本では70年代にTVで ユリ・ゲラーによる「スプーン曲げ」が公開されてから大ブームが起きて真偽論争やトリック暴きなどが真面目に盛り上がったが、そもそも現象から考えれば、 たかがスプーンを曲げることのどこが超能力なんだか全く理解不能である。手をふれずに山の地形を変えるぐらいのパワーがあるなら超能力と呼んでもいいが、 手でも曲げられるスプーンを念力で曲げる程度では「超微力」である。この分野のオカルトはしばしば教祖系の山師の権威付けに利用されるのでとても罪深いが 『バビル2世』や『スキャナーズ』や『サイコメトラーEIJI』など、しばしば漫画や映画やTVドラマのモチーフに使われて娯楽になっているのも事実だ。 最近のアメリカでは遠隔視を「リモート・ヴューイング」などと呼んでビジネスにしている連中がいるらしいが、単なる妄想を商売にしてカネ儲けをはかるとは ナカナカの鬼畜である。

☆村崎のコメント
そもそも「超能力」っていう言葉自体が思い上がりのカン違いを生む元凶になってるのは間違いない。この発想が「自分は他人が持っていない能力を持っている」→「だから自分は優れた人間だ」→「だから人の上に立ってあたりまえ」という醜悪で短絡的なエリート意識(妄想)に繋がるから俺は「超能力」ってコトバが大・大キライなんだよ。お前らだまされるなよ! 確かに失せ物を簡単に探す能力を持ってる人間や、危険を予知したりするような人間は実際にいる。俺も過去の膨大な幻聴幻視体験の中で何度か予知が当たったこともある。しかし、「そういう特殊な能力を持っている人間がいる」というのと「そういう特殊な能力を持った人間を崇め奉らなくてはならない」というのは全くの別問題で あり、我々にそんな必要も義務もないことだけは超能力がこの世に存在することの数億倍も確実な事実である。この世は広いし人間も多いから、中には他人より も少々感覚が鋭くて、傍目には「超能力」に見える力を発揮する奴らもいるだろう。そんなのは多少珍しいだけで、気に入ったら百円玉の一個ぐらい放り投げて やればいいだけの話で、すぐに土下座してそいつの信者になって全財産を寄進する必要はどこにもねえんだ、覚えとけ馬鹿野郎。目の前で奇跡見ても簡単に感動 すんじゃねえぞ。「ある人間の持っている特殊能力と、そいつの品性や人間的価値は全く別物である」と いうことを忘れるなよ。自分以外の他人への全面信頼&全面依存&自己判断能力放棄の果てにあるのは今現在のオウム信者どもの情けない姿だ。自分自身の保身 のために他人の迷惑も考えずに超能力を欲しがるあさましい姿……鬼畜として見ればまあまあ合格なんだが、麻原みたいに「一見して偽物」とわかるような山師 を教祖としてあがめる美意識は完全にアウトだな。ついでに書いておくと、日本の学校教育では全く教えないのだが、人間というものは何らかの象徴体系(仏教 だとかカバラだとか)を学習しながらヨガの呼吸法や瞑想などの身体的訓練を平行して行えば、誰でもその象徴に添ったヴィジョン(光とか映像とか、天使や仏 の姿とかの幻想)が見えてくるもので、それは超能力でも何でもなくて、人間なら誰にでも備わってる機能なんだよ。だからちょっとばかり修行して神や仏の幻 を見たぐらいで舞い上がってイバッてんじゃねーぞ馬鹿野郎!とにかく謙虚な姿勢は大切だ。超能力への憧れや妄想は「できれば自分は選ばれた特別な人間であ りたい」という情けないエリート意識の現われである。これまで何度も書いてきたがもう一度くり返して言おう「この世に特別な人間など一人もい・ね・え!」人は特別な人間じゃなくても、思い込みや考え方次第でいくらでも幸せになれるんだ。だから、頼むから超能力だとか霊能力だとか情けない妄想にすがらないで強く生きてくれよ。超能力がなくたっていいじゃねえか。気に入った異性のチンポやまんこやアヌスを克明に妄想する「妄想力」ぐらいで我慢しとけよ。そのほうがスプーン曲げるよりもよっぽど有意義だぞ!


★UFO
解説:言わずと知れた「空飛ぶ円盤」現象のこと。TVでもいちばん派手に取り扱われている分野のオカルトで、ここには宇宙人飛来説や「米政府は密かにエイ リアンと密約を結んでいる」などの国家的陰謀説や、円盤は実は宇宙ではなく地球内部から飛来してくるという地球空洞説に基づく解釈など、いくつもの妄想が 渦巻いてとても賑やかである。この種の物件は時代が進むにつれてUFOの飛行写真や目撃証言から、牧場の牛たちが殺されて血を抜かれている「キャトル・ ミューティレーション」現象や、牧草地にUFOの着陸跡が残る「ミステリー・サークル」現象や、UFOにさらわれた人間が円盤内部で身体に何かを埋め込ま れるという「インプラント」現象など盛り沢山に増えまくって、視聴者を飽きさせることがなかった。TVの特番では矢追純一というプロデューサーの仕事が秀 逸で、UFO問題にケネディ大統領暗殺の真相をからめながら巨大な陰謀論を展開し、気がついたら番組の終わりには「我々は母なる地球を大切にしなければな らない」などと結論がエコロジカルな地球環境問題にすり変わっていたこともしばしばあって実に面白かった。最近では「サイエンス・エンターティナー」を名 乗る漫画家の「あすかあきお」の仕事が(真偽はともかく)めざましく、「キャトル・ミューティレーションの正体は米政府の秘密兵器プラズナーの実験」、 「しばしば目撃される宇宙人ラージノーズ・グレイの正体は昔から地球に存在した未確認の両生類で、これを宇宙人に仕立てているのは米政府の陰謀」、「本当 の空飛ぶ円盤は地球内部からやって来ている」など、どこから仕入れてくるのか分からない極めて衝撃的で電波的な新事実を次々と発表してマニアの妄想心をく すぐり続けている。

☆村崎のコメント
「何かが空を飛んでいる」という妄想は、そういう妄想を持っていない連中からすれば、「墜ちてこなけりゃ別にいいだろ」と思うだけだ ろうが、感じている人間にとってはかなり深刻な問題で、俺もときどき上空ではなく足元の地下一千メートル下を通る物体の波動(もちろん妄想)が頭に障っ て、無性に他人をブン殴りたくなる時があるので、マニアが騒ぎたくなる気持ちは非常に良く分かる(そういう時は周囲の猫に精神を集中して気をまぎらわせて いる。個人的な見解だが、猫の存在には妄想の中和作用があるような気がしてならない。もちろんそれも俺の妄想かもしれないが…)。しかし、光る円盤型の飛 行物体というのは、幻想の形態としては特に珍しいものでも何でもなく、俺も過去に何度も目撃しているが、その度に「やれやれ、またタチの悪い妄想が見えて るぜ」と思うことはあっても、「これは米政府の陰謀に違いない」と感じたことは一度もないねえ。空飛ぶ円盤を見て地球以外の宇宙人を妄想することは夢が あって良いのかもしれないが何でも馬鹿の一つ覚えで米政府の陰謀だと考えるのはもういい加減に止めとけよ。だいたい今の米政府はわざわざ「陰謀」なんてい うタルいことなんかやらなくても、イラクやユーゴの空爆を見りゃあ分かる通り、公然と邪悪で残虐な計画を実行するミエミエの「陽謀」をやってンだから、と んでもねえ鬼畜政府だぜ。俺は日本国民の一人として前の戦争であいつらに負けたことを今でもちゃんと怨んでるし、奴らが終戦間際のドサクサに実験感覚で原 爆を2発も落としやがったことだけは絶対に許せねえ。だからUFO問題で「米政府の陰謀論」を叫ぶ連中は、その先の「世界平和のために米政府打倒!次の戦 争での米国完全殲滅!」まで叫ばなけりゃ嘘だぞ!UFOの謎を完全解明するためには皆で一致団結して憎っくき米政府を打倒して、国家機密のファイルを全部 公開しなけりゃならねえんだ。そこまでやるかァ?
最近のUFO現象については、陰謀説以外にも「実はUFOは未来人の乗ったタイムマシンであり、彼らが降りて来て我々と直接会わないのは過去への干渉を 避けているからである」という、もっともらしい珍説もあるが、話がそこまで行くとムキになって否定する気にもならねえからもう勝手にやってくれって感じ だ。ハッキリ言えば、俺はUFOについてはサッチー報道と同様に完全に飽きてんのよ。いつまで経っても目撃情報ばかりで進展がないし、UFOをとらえた映像ったって、鼻クソみたいにショボい光点がチカチカ移動してるだけじゃ地味すぎてつまんねえんだよ。あれならSF映画の方がずっとリアルで迫力あるよな~。だから俺の興味は、この先、宇宙人の尻穴写真(超アップ)が『ムー』に載るのが早いか『お尻倶楽部』に載るのが早いかと か、せいぜいそれぐらいのモンだ(個人的には『GON!』に「これが宇宙人の尻穴だ!彼らのアヌスは何とアンドロメダ大星雲のように宇宙的なウズを巻いて いた!」なんてスクープ記事を発表して欲しい所だが……)。まあ、どっちにしても、円盤状の幻を見たぐらいでギャアギャア騒ぐなよ。騒ぐ前に、自分の目に 見えてるモノが妄想や幻影でないかどうかを謙虚な気持ちで疑ってみた方がいいぞ。お前が完全に正気である根拠だって、実はどこにも無いんだからな。


★心霊 
解説:幽霊やポルターガイストや心霊写真など、「霊」の存在を扱った分野のオカルト現象。19世紀の英国では「人間は死後も霊として生きる」という心霊主 義が流行して、霊の存在を証明するために降霊会が盛んに行われたが、そのほとんどはイカサマであり現在横行する悪質な霊感商法の基礎となった。この分野の 妄想は数あるオカルト現象の中でも予知や予言と同様に最も悪用され易い妄想で注意する必要がある。関連物件としてコックリさんやウィジャボード、生まれ変 わりの謎や心霊手術、タタリや呪いなどがあり、降霊会も最近は現代風にアレンジされて、宇宙存在と交信する「チャネリング」というのが流行っているが、こ れはどう考えても“電波”以外の何物でもなく、百害あって一利無しなので近寄らない方が身のためである。他にも死にかけた人間たちが共通して見る妄想ヴィ ジョンについて研究する「隣死体験」も立花隆の著書などでポピュラーになった。

☆村崎のコメント
俺が一番嫌いなオカルト野郎は「自分は霊格が高い」とか言って威張りくさって人を騙して高いカネをむしり取る自称「教祖」や「霊能者」(俺 と同様の電波系のキチガイども)なんだが、間違ってもそういうクソ野郎どもを尊敬したり崇めたりカネ出したりするんじゃねえぞ。別にキチガイじゃなくても 威張る奴にロクな奴はいないし、どんな分野でもホンモノの人物は自信を持っているせいか、虚勢を張らずに淡々として下品に威張ったりしないからな。こと心 霊に関しては全てがイカサマだと思っていて間違いないが、とりわけ「霊格」が高いとか低いとか言ってヒエラルキー作りたがる奴は超がつくぐらい最悪のゲス野郎だから、そういう奴に会って言い包められそうになったら、とりあえず近くにある椅子を振り上げて全力でブン殴っとけよ。どうせ「霊格」が高い奴は強い守護霊に守られてンだから滅多なことで怪我なんかしねえよ。ブン殴って怪我するような情けない霊能者なんか頼るなよ。というか、そもそも霊能者なんていうイカサマ野郎に依存しなけりゃ生きられないようでは人生終わってるから、さっさと死ねと 言いたいね。そのさい霊能者を道連れに死んでくれたら少しは世の中がキレイになって万々歳だから自殺志願者は誰か一人、霊能者を道連れに死んで欲しいもの だねえ。中には善良で金を取らない霊能者もいるだろうが、霊だの霊界だのという妄想を安易に容認する姿勢は気にくわないぜ。俺の感覚では人は死んだらそれ でおしまい。あとには何も残らない永遠の虚無があるだけだ。霊だの霊界だの地獄だのという妄想は、そういう事実に対してまともに向き合うことができない人間の脆弱な心が作り出した「偽物の恐怖」にほかならない。宇宙の広大さと人間存在の矮小さを思えば思うほど、霊だの霊界だのというのが人間中心主義に基づく思い上がりの妄想に感じられるのだ。だいたい何で人間ばかりがそんなに特別な存在なんだよ?ど こにそういう根拠があるんだ?高級霊が降りてきて私に言ったァ?そんなもんタダの“電波”に決まってンじゃねえか!俺のアタマの中にはしょっ中来るし珍し くも何ともねえよ。自称「高級霊」が降りてきたぐらいで舞い上がってんなよ馬鹿野郎!そんな声が聞こえること自体、お前が正気じゃねえ証拠なんだよ!他人 を自分の妄想に巻き込んでカネ取ったりしてると、それこそ死んでから地獄に墜ちるぞ~!そういう訳で、読者諸君は今後、自分は霊能者だという奴に会ったら キチガイだと思って哀れんでやれ。人に見えない幻が見えるぐらいで自分が偉いと思い込んでる阿呆は徹底的に相手にするな。本気になって話を聞くと馬鹿が移るぞ
チャネリングも同様にタチの悪い“電波”なのでまともに相手にするなよ。これは一部の「占い」も同様だが、自分以外のものへの依存心を育てるだけのセラ ピーは治療ではなく発狂の促進にしかならないから前向きに生きたければ絶対に関わるな。だいたい「地球よりも文明が数百年も進んだ星に住む肉体を持たない 霊的な存在」とかいうのがフザけてるよな~。そもそも「人間よりもレベルが何倍も高い至高の存在が言うことだから間違いないない」なんていう発想自体が「自己判断停止→思考停止→他者への全面依存→何でも教祖の言いなりになる馬鹿な奴隷」という人生最悪のコースを約束してるから素晴らしいぜ。もっとも、それを「楽」だと感じるのも自由だし、常に誰かの犬でしか生きられない哀れな奴もいるから一概に否定もできないんだが、俺はそんな生き方は絶対に嫌だから電波の言うことなんか信じねえよ。たとえそれが「妄想」であっても「自由意志」だけにはこだわりたいからな。
最後につけ加えると、霊界や地獄があるという妄想が「悪いことをすると死んでから地獄に墜ちる」という妄想を人々に普及させて、非科学的ながら、結果的に共同体内部の倫理観の確立や秩序の維持に役立ってきたこともまた事実である。霊も地獄も信じない奴ほど「死ねばそれでおしまいで地獄に行くこともないから、生きているうちに好き放題をやった方がとってもお得」と考えて殺しや放火などのえげつない鬼畜な悪事を平気でやるから困ったものだ。まあ、それも鬼畜の俺にはどうでもいい話なんだが……。


★占術
占いには占星術やタロットや風水や血液型占いや気学や天中殺や大殺界や水晶占いなど様々な占いがあって、最近は「動物占い」が大ブレイクしているようで ある。これらの占いが非科学的なことは言うまでもないが、人間というのは気の持ち方次第で積極的にも消極的にもなれる生き物なので、積極的に占いを信じる 人間には、ある種の占いが有効に機能することもある。

☆村崎のコメント
おまじない程度の他愛のない遊び感覚でやるぐらいなら何の問題もないのだが、特定の占い師に入れ込み過ぎて「この占い師に見てもらならければ私は何も決められない」状態になるのは感心しない。人は一人では生きていけないものだが、それでも他者への依存心は最低限度に留めておくべきだ、 と一応は真面目に言っておこう。何を隠そうこの俺は実を言うと日本で唯一の「女の尻穴占い」の専門家である!俺に尻穴を見て貰いたい女は念入りに風呂に 入ってから本誌編集部に連絡をくれ……と書けば女性読者諸君は「何をたわけたことを!」と思うだろう。どの占いにもそういう批判的な態度で臨むことが大切 なのである。占いについては心のどこかで「占いは科学ではない」と徹底的に馬鹿にしながら「でもまあ、聞くだけは聞いてやろう」的な冷静な態度が必要だ。 占い師に良いことを言われたら信じれば良いし、悪いことを言われたら謙虚に注意して過ごせばいい。当たる占いというのは「この人の占いは当たる」という相 談者の先入観や思い入れが相乗効果をあげて、相談者自らが占い通りの運命を送ろうと努力するから当たるのである。それで幸せになれるなら安いものだが、占いの結果を信じても占い師本人を全面的に信じて崇める必要は全くないので、そこだけはくれぐれもカン違いしないように。
しょせん占いなどは「当たるも八卦、当たらぬも八景島シーパラダイス」と言われている通り水物であり、そんな金があったら彼女と水族館にでも行ってデートした後で一発まんこでもキメた方がいいことだけは確かなようである。カネは有意義に使えよ!


●予言&預言
解説:見事にハズれたノストラダムスの人類滅亡予言(といってもそもそも人類滅亡の予言ではなかったという説が有力)や、カトリックの歴代法皇を占った聖 マラキの予言、アトランティスの王が書いたとされるエメラルドタブレットの予言や、死海文書の予言や、間近に迫った神の大天罰について語られているという ファチマ第3の予言など、有名な予言は幾つもあるが、その内容はほとんど破壊的で無責任に人類滅亡や終末を予言している脅迫に近いものである。しかし、ど んなモノにも始まりと終わりはあるのだから終末がやってくると聞いても特に驚く必要はない。別に世界が滅びなくとも、誰にでも死の瞬間は確実にやって来る し、その時がその人間にとっての「この世の終わり」になるのだから。

☆村崎のコメント
『ノストラダムスの大予言』シリーズでいいように儲けまくった腐れ鬼畜の五島勉は今ものうのうと元気に生きてんのかねえ?7の月を前に朝日新聞で謝罪めいたコメント出してたけどもう遅いんだよ馬鹿野郎。この俺ですら、奴に道で出会ったら奥歯が全部折れるまで容赦なく全力でブン殴ろうと本気で考えているん だから(正義感からではなく全くの趣味で)、全国的にはどれだけの人間から怨まれてるか分かったもんじゃねえぜ。命が惜しいなら死ぬまで不用意に人前に出 ない方が賢明だな。五島は一連のオウム事件の直後に「大予言シリーズで人々の終末意識や不安感をアオり、結果的にオウムの勢力拡大とテロに加担した共犯も 同然の大悪人」とマスコミに戦犯扱いされるとすぐにケツまくって逃げの体制に入って死んだフリをこいて、一九九九年が近づくと途端に「人類滅亡はない」と か言い出すような殺す価値もないカス野郎だが、こういうカス山師にいいようにオチョクられて本買って不安がってたバカどももちゃんと反省しとけよ。俺は子 供の頃に田舎で『ノストラダムスの大予言』の話を聞いたときから「俺のアタマにやってくる電波が言うことと大差ないとんでもねえイカサマだ」と思って ず~っとムカついてたよ。もちろん全く信じちゃいなかった。なぜなら、この世界では、みんなが期待することは良いことも悪いことも皆、そう簡単にはやって来ないし実現しないのが常だか らだ。おそらく、この世界は滅びそうでいてそう簡単には滅びることはなく、まるで金魚のフンのようにダラダラと長く続くことだろう。そして多分、人類滅亡 の大予言を信じたい連中の大半は、歴史の中の「特別な瞬間」に居合わせて特別な体験をしてみたいという、好奇心の強い奴らなんだろう。「自分が生きている うちにこの世の終わりが見たい。自分が死んだ後もずっとこの世界が続くなんて信じたくない。できれば自分の死とともに終わって欲しい」ってなことを考える 寂しがりやな気持ちも分からないでもないが、何も世界はあんたのためにあるんじゃないんだから、そこんとこは我慢しとけよ馬鹿野郎。何度も言うようだが、人は「特別」じゃなくても「普通」で充分幸福になれるんだからよォ。


●未確認生物
ネス湖のネッシーや屈斜路湖のクッシーや、ヒマラヤの雪男やUFOが目撃された現場近くで目撃されるというモスマンや、日本の中国地方で目撃されたヒバ ゴンや、沖縄のギジムナーや、俺のチンポに形が良く似ているというツチノコや、背中に翼の生えた猫(なぜか写真が残っている。トリックかもしれないが)な ど多数。この他にも成層圏の上の方には透明のクラゲみたいな軟体動物がプカプカ浮いているというヨタ話もあるが、それが何体いるかは透明なので誰も確認で きないとか。

☆村崎のコメント
動物は猫のひと以外あまり興味がないからどーでもいい。だからネッシーとクッシーが実は腹違いの兄弟で、お母さんは野村のサッチーで、お父さんが中央ア フリカのコンゴに住むモケーレ・ムベンベであると主張する奴がいても俺はムキになって文句を言うつもりは全くないぜ。それでもおそらくネッシーあたりはス コットランドの観光政策の一環なんだろうな。そういえば俺は昔の日本のプログレバンドの四人囃子の「泳ぐなネッシー」って曲が好きで好きで…って話はどー でもいいのでヤメ。世界は広いし未確認の動物が何種類いても何ら不思議なことではないだろう。問題はその動物の尻の穴がどんな状態で人間とアナルセックス がヤレるのかヤレないのかというただ一点である。俺の妄想電波の調査によれば、ネッシーのヌードをオカズに夜毎抜いてる大バカ者が北海道古平群古平町に約 一名いるらしいが、北海道民なら義理でも3日に一度は地元屈斜路湖の妄想獣クッシーで抜けと言いたい。それだけだ!