鬼畜文書

村崎百郎の快楽パチンコ「盤面シャワー」第16発　村崎百郎

鬼畜らしからぬ趣味と批判も多いのだが、実をいうと俺は家のベランダでラベンダーやカモミールなどのハーブ類や観用植物の栽培をやっている。いわゆる「ガーデニング」と いうやつだ。ハーブ類はそれほど派手な花を咲かせるわけでもなく、ほとんど雑草に近い地味な植物なのだが、それでも毎朝水をやったり、鉢を日向に並べた り、雑草をむしったり、肥料をやったりしていると不思議と愛着がわいて可愛く思うようになるものである。そんななかで先日、ふと芽が出て順調に伸びかけた デイルの茎を見ると一面にこまかくびっしりとアブラムシ（害虫）がくっついていてムチャクチャ頭にきた。即行で駆除したが「ある日、自分の店のパチンコ台に大量の裏ロムが仕込まれていたことに気づいた店長の驚きと怒り」ってのはコレに近いんじゃねえのかな？

★米国銃乱射事件とパチンコ
　それにしても４月20日にアメリカのコロラド州の高校で起きた銃乱射事件は凄かったねえ。いじめられっ子の高校生二人が ショットガンや自動小銃などの４丁の銃と手製の爆弾で自分の学校を襲撃して、合計13人を殺害し20人以上に重軽傷を負わせたのちに覚悟の自殺をするとい う、まるで映画みたいにﾄﾞ派手な事件だったな。犯人の二人はヒトラーを崇拝するマニアックなガキで、実行した日もヒトラーの誕生日だったというから徹底 している。「さすがは世界の警察を気取る鬼畜米国、銃の普及が盛んなだけに、起きる殺人事件の規模も他の先進国をはるかに凌駕してとことんハジけてるよ な」と世界中が感心したぜ。不倫好きで空爆好きのクリントン大統領も、連日のユーゴ空爆で多数の死傷者を出している事実を完全に無視しながら、すぐにＴＶ でこの事件に対する哀悼のコメントを読み上げてシラジラしく悲しんで厚顔無恥な鬼畜ぶりを全世界にアピールしてくれたが、銃規制に反対する全米ライフル協 会のチャールトン・ヘストン会長の「銃で武装した警官が常に学校を警備していればこんな悲惨な事件は起きなかった」という、銃の氾濫に対する反省を一切し ないばかりか、この期に及んで更に銃の売上げを伸ばそうという、さもしくも卑しい悪徳商人的発言には本当に驚かされたねえ。米国民の反応も「銃に罪はない！悪用する馬鹿が悪いのだ！」的なワケのわかんねえ意見が多いというから、もうたまんねえよ。俺たちの親父やジイちゃんたちは、こういう筋金入りのケダモノどもを相手に戦争したんだよなあ…。
なんて感心してんのは俺ぐらいなもので、日本人の多くはこのニュースを聞いて単純に「ああ、日本がアメリカのような銃社会でなくて、本当に良かったよなあ」と胸を撫でおろしたことだろう。「ある日突然、誰かに理由もなく撃たれて殺される危険性と可能性が日常生活の中に確実に存在する国」なんて、住んでいてもあまり気分のいいものではないだろう。日本にもそういう可能性はないでもないが、その確率はアメリカほど高くはないからな。パチンカーの読者諸君もそう思うだろう？
しかし、我々以上に「日本が銃放任社会でなくて良かった」と胸を撫でおろさなくてはいけない連中がいる。いうまでもなくそれはあこぎなボッタクリを平気でやっているパチンコ店の店長や経営者たちである。彼らは、日本がアメリカと同様の銃放任社会だったなら、とっくの昔に負けが込み過ぎて脳の血管がブチ切れた客が持ち出した銃で容赦なく撃ち殺されている所だろう。そして、そうした際に、店長や経営者だけを撃つか、店のパチンコ台も一緒に撃つかで、犯人のパチンコに対する愛情が試されることだろう。もしも犯人が本当にパチンコを愛しているなら、人を撃ってもパチンコ台を撃つような酷いことはしない。パチンカーなら誰しも「源さんやギンパラに罪はない。悪いのはそれを使ってボッタクる店の連中だ！」という思いがあるからだ。

★ユーゴ空爆とオウムの復活をパチンコ思考で斬る！
　この原稿を書いている4月15日現在、あい変わらずNATO軍によるユーゴ空爆が続いている。「NATO軍」と言うだけあって納豆のように粘りのあるしつこい攻撃で定評があるが、その中心になっているのはクリントン大統領率いる米軍であることは言うまでもない。それにしても、あの大統領は何であんなに空爆が好きなのだろう。昨年イラクに対して行われた、通称「不倫疑惑もみ消し空爆」も相当にキナ臭くて怪しかったが、今回のユーゴ空爆は誤爆も多く更にアヤシイ。「また新たに発覚しそうな不倫疑惑でもあるのだろうか？」と 勘繰りたくなるが、パチンコのゴトと同様に、みんなが注目する何か派手な動きを別の誰かにやらせて周囲の目を集めておいて、その隙に悠々と悪さをするのは 国際社会の常識である。連日の空爆で世界の注目をユーゴに集めておいて、アメリカがその裏でどういう悪さをするのか実に興味深い。火事があったら燃えてい る家を見るのではなく、その周辺で火事を見物している奴らに注目すべきなのだ。「国連」の名のもとにイラク、ユーゴと確変連チャン空爆を続けるアメリカの 次の標的はやっぱりアジア（それも○○○）なのか？　日本の周辺諸国で有事（戦争とか紛争とか）があった場合の米軍への協力についてを決めておく「新ガイ ドライン法案」ってのは、たとえば○○半島の○○と○○○の間で戦争が始まった場合、海峡を渡って日本にパチンコをしにやって来る難民に開放する店やサー ビスをあらかじめ決めておこうという法案ではないので、勘違いするなよ（似てるけどな…）。
国内では地下鉄サリン事件や拉致事件などで世間を騒がせたオウムの連中が最近とみに復活して勢力を伸ばしているのがとても不気味で、「こんなことではおちおちパチンコも楽しめない」という声が聞こえてくるが、彼らを特定地域から排除するだけでは何の問題解決にもならない。皆殺しにできないなら仲良くするしかないのである。どうやって彼らと仲良くするかというと、それはもうパチンコ以外に考えられない。彼ら全員にパチンコの魅力を骨の髄まで叩き込んでパチンコ中毒にしてしまえば、ハルマゲドンを起こそうなどという気もなくなるだろう。メーカーと警察が協力して、大当たり中に教祖のありがたい肉声メッセージが聞こえる「CR尊師のショーちゃん」という台を作って信者から徹底的にボッタクれば、教団の資金も尽きてメデタシだぞ。

★ゲスが教える鬼畜のパチンコ術
鬼畜には珍しく前向きで建設的な必勝法

　まずは子供たちの話をしよう。先ごろ行われた小学校の低学年を対象にしたアンケート調査によれば、「将来自分がなりたい職業」のベスト１位に輝いたのは、男の子は「大工さん」で、女の子は「食べ物屋さん」だったという。他にも「学者や研究者」「サッカーやプロ野球の選手」「パイロット」などといった人気職業が上位にランクインされていたが、発表されたリストを隅から隅まで何度眺めても「パチプロ」という文字はついぞ発見できなかった。「そ んな馬鹿な！」と思うだろう？　俺もおかしいと思う。30兆円は切ったかもしれないが、それでも多くの庶民に親しまれ支持されている国民的娯楽であるパチ ンコのプロに子供たちが憧れないはずがない！（憧れねえよ：編集部注）これには絶対ウラがある。俺はアンケートを集計した担任の教師たちが怪しいと思う。 奴らは、なりたい職業の項目で「パチプロ」と書いた子供たち一人一人に「パチプロはまともな職業じゃないよ。そんなものを目指すのは人間のクズも同様だ。君が真面目に働こうとせず、今からギャンブルで身を立てようと思っていると知ったら、お父さんもお母さんも、お兄さんもお姉さんも、ジジババもご先祖様も守護霊様も、近所の犬のペスや猫のタマまで、みんな深い悲しみのあまり泣いて死んじゃうよ。わ かったら、すぐに書き直しなさい！」なんてデタラメを言って、無理矢理書き直させたに決まっている（なワケねえだろ！：編集部注）。「大工さん」が一番人 気なのは「大工の源さん」の人気を反映したものだとしか考えられないからな。「この話とパチンコの必勝法と何の関係があるのだ？」と思う読者もいるかもし れないが実は大アリなのだ。小手先技による目先の必勝法を考えるのもいいが、長期的で大局的な見地に立ってパチンコ業界全体の利益を考えるならば、我々が 一致協力して成すべきことの第一は「パチンコ愛好家人口の大幅な底あげ」である。多くの人間がホールに殺到して大金が動けば動くほど、我々の勝ち取る金も増える計算だ（と信じたい）。だから今後は各人が、近所の鼻たれガキども全員に日頃から「パチンコはいいぜェ、パチンコはよォ」とパチンコの良さを喧伝してやれ。それが長期的必勝法だ。

村崎百郎の快楽パチンコ「盤面シャワー」第17発　村崎百郎

　それにしてもマジにアツいねえ。景気の方も良いんだか悪いんだかサッパリ分からなくて、政府の調査によれば国内の失業者が３５０万人を軽～く超えてるというのに、今年３月期までの国内総生産は１年半ぶりにプラスに転じて１.９％も成長したというんだからフザけた話だぜ。これは政府から遠回しに「日本経済の成長＆発展にとって、現在失業中の約３５０万人の無駄飯喰いどもは全く必要ないんだよ～ん。さっさと野たれ死にでも何でもしやがれ馬鹿！」と 言われているようなものである（俺だけの被害妄想かァ？）。調査の結果だけ見れば確かにそうかもしれないが、実はこの３５０万人以上の失業者の大半が日夜 身を削るように必死で楽しむパチンコ産業の売上げこそが、景気回復の重要な鍵になっていると思うのは俺だけではあるまい（妄想）。

★石原都知事の「お台場カジノ化構想」とパチンコ
　日頃から過激な言動がイロイロと物議を呼ぶ新都知事・石原慎太郎だが、最近は熱心に「お台場カジノ構想」をぶち上げているそうだ。これは読んで字のごとく、「お台場にラスベガスのようなでかいカジノを作って人を呼び、カンガン儲けて赤字だらけの都政再建と、長引く不況でケチがついて低迷する日本経済を活性化する足がかりを作ろう！」と いうものだと解釈して間違いないだろう。この話を聞いて「それにしても何故カジノなのか？　超ウルトラスーパー巨大パチンコ店でもいいのではないか？」と 思ったパチンカーたちも多いことだろう。「カジノっていやあ、でかいチチとケツの張ったバニーガールがぎょーさんいて、ルーレットやトランプを巧みに扱う いかにもズルしそうな海千山千のディーラーが、カモの客をハダカになるまでムシッちまおうと手ぐすね引いて待ち構えている、この世で一番地獄に近い場所だ ろ。カタギの庶民が近づく場所じゃねえよな」と思うのが一般的な反応だろう。確かに「庶民にはパチンコ」と考えれば「いかにも庶民感覚の無さそうな石原都 知事らしい庶民無視の計画だよな」と思われても仕方がないが、「巨大パチンコ店」という発想が出なかったのは、何でもイエスかノーで白黒をハッキリさせる のが好きな石原の性格に原因があると思った方が自然だ。単発や確変大当たりを引きながら、持ち玉を増やしたり減らしたりでやたらと時間のかかるパチンコの ダラダラ感よりは、短時間で勝ち負けが明確に分かる丁半博打の方が単純明快でスッキリして石原の性格に合っているのだろう。それに、「パチンコ屋のでかい 所」よりは「カジノ」という英語の名前の方が何となくオシャレに聞こえて、流行に敏感なナウいヤング（超死語）もぎょーさんやって来るような気がするので はないか。しかし、カジノといえば聞こえはいいが、百歩譲っても中身は単なる「賭博場」である。日本語で「賭博場」と呼ばずに鬼畜米英語で「カジノ」と呼ぶのは、これまで日本的精神を尊び大切にしてきた石原の超国家主義的政治姿勢に大きく矛盾するものではないかとも思われるが、 都政や経済の発展の為ならこのさいカタいコトを言うのは止めておこう。ここは皆、大人になって「都の財政再建を賭博に頼るのはけしからん」という良識派の 意見も速やかに黙殺しよう。国が破産しかけている時にカッコつけてる場合じゃないし、「お台場」という場所の特異性を考えれば、あそこにカジノを作るとい うのは非常に理にかなった計画だという気もするのだ。案外、石原も「善良な市民が住む都心から大きく離れたリゾート感覚あふれた観光地的側面、民放で一番ファンキーな放送局、フジテレビがあるという事実、毎年夏になるとレインボーブリッジを望む広い浜に発情しまくりのケダモノカップルどもが満員電車のごとくひしめきあう現実……こんなに乱れまくった場所はもう何をやってもダメだろう。だったらここに巨大カジノを作って都内全域のクズどもを集めれば、その分だけ都内はキレイになるかも！」とか思ってたりしてな（妄想）。

★」サッチー問題とパチンコ
　「日本で一番くだらないもの」「その価値はハエの糞以下」と徹底的に馬鹿にされ軽蔑されまくっているＴＶのワイドショーが三度のメシやオナニーよりも好きで好きでたまらないという日本一最低で超ゲス野郎の俺ですら、一連の野村沙知代バッシング報道にはもういい加減、ウンザリだ。この報道に異様なまでの執念と怨念を燃やす日テレのワイドショーの報道姿勢は、開幕以来のジャイアンツの長期低迷と、野村監督就任による阪神タイガースの変貌ぶりと好調ぶりに対する腹いせの八つ当たりと しか思えず、その醜悪さは千葉や埼玉の関東各県に不法投棄された産業廃棄物のゴミの山以上で、ハナが曲がるほど臭くておぞましく、汚穢主義者の俺には嬉し くてたまらないが、６月に入って巨人もようやく好調に勝ってることだし（6月14日現在）、そろそろ新しいパッシング相手を探して欲しいもんだ。ゲテモノ 好きの俺でも、これ以上サッチーやミッチーをオカズにして抜くのはホントにキツいからな～。
騒動自体も、いつまでたっても肝心のサッチーが何もしゃべらないモンだから、どんどん裾野が広がってワケが分からなくなっている。初対面でサッチーに「あなた醜いわね」と子供の前で言われた渡部絵美（オレは奇麗でカワイイと思う）が、 サッチーに謝罪されるどころか講演会で「ブタ」呼ばわりされて真剣に告訴を考え、「夏までに20キロ痩せる！」と減量宣言をして話題になったり、サッチー の肩を持った料理人の神田川がこともあろうにデヴィ夫人に失礼なことを言って告訴されかけたりと、話はどんどん別の方へと進んでこの先、誰がこの騒動に関 わるか予想もつかない状況だ。けどまあ、サッチーのような「嫌なババア」はどこのパチンコ屋にもいるもので、俺の近所のパチンコ屋のバトルヒーローのシマ にもそっくりなのがはびこっていやがるんだよ。このババアがまたムカつくぐらいの強運の持ち主でいつもバカ出し勝ちまくり。この前も俺が万単位でパッキー つぎこんで諦めた台にチャッカリ座って即11連チャンだぜ！悔しいから家に帰ってそのババアをオカズに一発抜いてやったけどよォ、コレが色仕掛けで店員か ら情報を引き出せるとはとても思えない汚ねえ面のクソババアなんだよ。サッチー報道には、そういう「街のどこにでもいる嫌なババア」への普遍的な怨念が反映されてるのかねえ？　とにかくあの顔はもう抜き飽きたぜ！

ゲスが教える鬼畜のパチンコ術
絶対に負けないおトクな妄想パチンコ
　一連のサッチー騒動の中で、「和田アキ子が司会をする番組に出演をスッポかしたサッチーが、別の番組の収録で和田と一緒に なって、あわや大喧嘩になるかと周囲が期待したが、サッチーが和田に謝罪して一軒落着、番組の収録後には和田とサッチーは仲良く一緒の車に乗って帰った」 という事件があった。後日、報道陣から「二人でどこへ行ったのですか」と聞かれた和田は、「すぐに車を降りて一人でパチンコをしに行ったよ」と語った。こ う聞くとパチンカーならずとも「サッチーと別れた後で和田アキ子が打ちに行ったパチンコの機種は一体何だったのだろう？」という重要な疑問が頭にこびりつ いて離れなくなるのが現代日本の常識だが、俺の脳内インターネットにも即座に世界中から「俺はこう考える！」という様々な意見が寄せられて回線がキレそう になって大変だった。主な意見を紹介すると「和田の豪快な性格を考えれば一獲千金の旧爆裂機、大工の源さん以外に考えられない」「大物芸能人が金儲けを目 当てに打つとは考え難いので、ここは羽根物と考えた方がいいのでは？」「いやいや、やっぱり芸能人だから最新流行のリミッターの外れたゼウスに違いない」 「同業のよしみでＣ.Ｃ.ガールズか愛ちゃんでしょう」「それはない！遊ぶ時ぐらいは芸能界を忘れたいだろう」「打ちに行った時間が夜だったことを考える と、人気台は客がついてふさがっていただろうから、仕方なくあまり人気のない地味な台に座ったのでは？　たとえば海○天国とか金○郎とか」「バカ言ってン じゃねえ！そんな台、もう都内なんかどこ探しても置いてねえよ！」……などだが、読者諸君はどう考えるだろう？ってなヨタを書いてると誌面がなくなるので とっとと今月の必勝法を紹介しよう。今回の妄想パチンコは、休日の午前10時から午後11時まで、その日使える金を全部机の上に出して、椅子に座り目を閉 じて部屋の中でホールでパチンコを打つ様子を克明に想像プレイする完全妄想シュミレーションである。これをやって最終的に大負けを想像した後に目を開けて 机の上の金を見ると、とてつもなく儲けた気分になってその金でフーゾクに行きたくなること請け合いだ。何？くだらねえ？ああその通りだよ！

村崎百郎の快楽パチンコ「盤面シャワー」第18発　村崎百郎

　そういえば、今年はノストラダムスが人類滅亡を予言したとかしないとか解釈されてる年なんだよな。さすがにこの期に及んでギャアギャアわめく馬鹿もいないと思うが、俺の電波調査によれば、今年人類が滅亡する可能性は、超おりこうな環境保護団体が「CR海物語シリーズのサムが珊瑚を持ち上げるマッスルリーチは環境破壊をアオる極めてけしからん映像だ！絶対に許せない！」と前代未聞のイチャモンをつけて全国規模の抗議運動を展開し、全国各地のパチンコ屋が焼き打ちにあう可能性の9千万分の１以下なので安心していいぞ。ちなみにサッチーが全国民の前で「私が悪うございました」と謝罪する可能性はそれよりも更に低く、ゼロ以下のマイナス200％以上であることは間違いない。所詮この世が続く限り、悪は繁栄し続けるのだ！

★景気回復とパチンコとギャンブルの本質
景気の現場認識を示す経済企画庁の月例経済報告によれば、６月は「下げ止まり、おおむね横ばいで推移」で、７月は「各種政策の効果が浸透し、このところ やや改善している」など、２か月も続いて良い結果が発表されている。これについて「本当かァ？単にリーサラどもに夏のボーナスが出て、それが使いまくられ て一瞬景気が良くなっているよに見えてるだけじゃねーのか？」というイジワルだがもっともな意見もあろうが、我々パチンカーとしては冷静になって、ここは 一つ好意的に「パチンコのCR機リミッター撤廃による経済効果がやっと出たな」と考えるのが筋だろう。それは読者諸君の希望的妄想でも何でもなく、俺のア タマに直接やってくる超次元波動電波調査でも明白な電波的事実なのでくどくは言わないが、要は「だぁから言ったろうが馬鹿野郎！たかが政府の分際でパチン コに規制なんか入れるンじゃねえ！」ということだ。そもそもギャンブルの良さは（政府見解ではあくまでもパチンコは賭博ではなく娯楽らしい。確かに勝てば 極楽だが…）何ら根拠のない非生産的行為に意味を持たせて、その中で富を行ったり来たりさせる極めて単純かつデタラメな経済行為だということだ。これは「夜 明け前に起きて水ごりをして身体を清め、昇る朝日を拝みながら世界平和と武運長久と家内安全と交通安全と戸締まり用心火の用心を真剣に祈ったのちに坐禅を 組んで邪念を払い、一汁一菜の質素な食事をして、頼まれもしないのにご町内中の路上の掃除を行い、散歩の老人には「おはようございます」と礼儀正しい挨拶 をして、家に戻って部屋の掃除を念入りにしてからもう一度部屋のまん中に座って瞑想して心身統一をはかり（当然だがセックスもオナニーも厳禁、夢精をしよ うものなら神仏に平謝りをしてから冷水を百回かぶったうえに滝に打たれて身体を清める）、しかるのちに午前10時10分前に地元のパチンコ屋の前に並び、 静かに開店時間を待つ」という清く正しい生活を送ろうが「深 夜３時に近所の迷惑も全く考えず、拾った裏ビデオを見ながら、エ○ザベス女王との壮絶なアナルセックスをリアルに思い浮かべて、直径５センチ長さ18セン チのシリコンバイブを自分の尻穴にブチ込んで激しいアナルオナニーをして、開け放した二階の窓からゾウでも起きそうな大声で「ああ～ベスゥ～あそこがアツ いよ～ユルいよ～臭いよ～オレはもうタマラねえ～」と叫びながら、カウパー噴きまくりで尿道全開パリバリの極悪射精をしたのちに、臭えマラ汁をヌグった ティッシュを乱暴に丸めて、窓から隣家の軒に置いてある隣の奥さん（48才女盛り）の自転車の買い物カゴめがけて放り投げ、「ご近所のクソども聞いてる かァ～！耳の穴かっぽじって聞きやがれよ～！俺はたったいまイッたぞおおおおお！」と近所に射精報告をしてから高鼾をかいて寝てしまう」というデタラメな生活を送ろうが、普段の素行の善悪に関係なく、勝つときは勝つし負けるときは負けるのがパチンコというものだ。そう考えると理不尽なのか公平なのか分かんねえぜ！

★最近のワイドショー報道と鬼畜事件の動向を考える
しかし最近は聞いただけで心がトキメいて、脳内ペニスがギンギンに勃起するような評価に値する鬼畜事件が少ないねえ。ワイドショーも視聴率が取れるか らってんで、あい変わらずのサッチーバッシング報道ばかりで、もういい加減うんざりだ。これ以上国民がサッチーについて無駄に詳しくなって何かいいことで もあんのか？　ちったあ他の事件を放送しろよ！　なければ足で回って探すか、それでも見つからなければテメエらで事件起こせ！　と３秒ばかり念じてみた ら、翌日から東スポの一面にデカデカと「ＴＢＳがらみの若手芸能人秘密乱交パーティ疑惑報道」が始まったんで俺は日本のＴＶ界もまだまだ捨てたもんじゃね えなと見直したぜ。ネタ元の月刊誌『噂の真相』も、最近は検察トップの不倫暴露記事に続いて本当に気合いの入ったイイ仕事をしてるよなあ。これは俺も見習 わなくちゃと思っていたら、まるで国民の期待に応えるかのように、その数日後にはＴＢＳの報道制作局長が痴漢の現行犯で逮捕されちゃうんだから俺はもう土 下座したくなるぐらい感心したね。凄えよＴＢＳ、凄すぎるぜＴＢＳ、自分たちでゲス事件作っちゃうんだから大したもんだよ な。しかも、せっかくこんなに立派な事件や疑惑を作ったのに、自分たちの局の報道番組ではこれを一切報道しないんだから奥ゆかしいというか何というか、こ の局がいかに公平な報道をしているかが明白に分かって楽しいねえ。といっても、これは何もＴＢＳに限ったことではなく、ＴＶだろうと新聞だろうと報道機関というものは何があっても自社の社員や役員が起こした事件や不祥事については絶対に大きく報じないのが常識な んだから、我々視聴者もそれをあたりまえの常識として受けとめ、ニュースや新聞はなるべく一社だけに限らず期待せず、せわしなくチャンネルを変えたり、駅 のゴミ箱から拾うなりしてなるべく沢山目を通すようにしよう。でないとイイ事件を見落とすぜ。今度の乱交パーティ疑惑も、大きく続報を報じているのは東ス ポだけで、疑惑の有名タレントの所属事務所に気を使ってか、あれだけしつこいＴＶのワイドショーがどこも取り上げないという素晴らしい状況になっている。 まあ、真に公正で公平な報道なんて、こんな腐った国や時代にあるわけねえんだから期待なんかするなってことだ。この世で真に公平なのは、裏ロムやハーネス のついていないパチンコ台だけかもな。

ゲスが教える鬼畜のパチンコ術
「パチンコ」が我々に与えるもの　その１
連載開始以来、いつも適当に超最悪でデタラメな必勝法ばかりを紹介してきた俺だが、さすがに世紀末だし、ネタも尽きてきので（そんなもん最初から無いも 同然だったが）心を入れ替えて今回からこのコーナーは「パチンコが我々に何をもたらすのか？」という一見真面目そうなテーマで、パチンコにまつわる金銭以 外の損得についてのアレコレを、あまり真剣にならずにギャグをまじえていい加減に考えていきたい。
さて、最近の俺のお気に入りゲスＴＶ番組NO.1は、何といっても毎週ゲス曜日ならぬ月曜午後７時放映の「愛する二人別れる二人」（フジテレビ）だ。す でに毎回ほぼ視聴率20％以上を確保している人気番組ではあるが、午後７時は真面目なパチンカーなら熱心にパチンコ遊技にいそしんでいる時間帯なので、こ の番組を観ている読者はほとんどいないだろう。簡単に説明すると、この番組は視聴者参加型のご相談系バラエティで、毎回毎回これでもかというぐらい激しく 壊れた夫婦が、みのもんたや美川憲一やデヴィ夫人などの濃い目の相談人を相手に、気が遠くなるようなダメ状況をさらし合い罵り合うという「史上最低のクズ 人間見本市」的要素の強い見せ物なのだが、番組の途中から夫婦の前に妻や夫の愛人を登場させてカタがつくまで徹底的に話し合わせる過激な演出が回を追って エスカレートし、今では興奮した夫と愛人のつかみ合いも珍しくない状況だ。しかも最近は愛人だけでなく「愛人の愛人」まで登場して四つ巴のドロドロが観ら れるなど、こんなに面白い見せ物はそう滅多にお目にかかれるものではないので録画してでも一度は観ることを薦めたい。これがパチンコと何の関係があるかと いえば、先日この番組に登場したとある夫婦の夫の方が、「愛人と知り合った場所が行きつけのパチンコ屋だった」という所に俺が激しく注目したからだ。諸君らは「パチンコ屋で知り合った女とヤレる！」ことが本当に実現可能なのだという単純な事実が与えうる希望の大きさについて真剣に考えたことがおありか？パチンコ屋に行って負けても、負けた者同士で傷口でもナメ合うがごとく、フェラやクンニで慰め合う関係が生まれる可能性があるというのは銭金以上に重要なことだぞ！